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非常時に備えて入れておきたいアプリ10選+2選

格安SIM王

ライター:格安SIM王

ITニュースサイト ASCII.jpの編集部員。王様だけど部員。

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災害時に役立つ「とりあえず入れておきたい定番アプリ」を10個紹介。

スマホ本格普及後、初の大地震

平成28年熊本地震で被害を受けられた皆さまに心からお見舞い申し上げます。今回の災害で得られた教訓をとりまとめて、“次”へ備えるためにも記します。

まず5年前になる東日本大震災を振り返ってみると、スマートフォンは普及前夜。iPhoneは「4」で、Androidも扱ってはいたものの、今から思うと手放しでほめられる完成形とは言えませんでした。XperiaがAndroidを採用するようになり、ドコモ版が登場して1年が経過しようとしていた時期です。

そのため、スマートフォンの所持率も今ほどではなく、スマートフォンならではという事例はあまりありません。

一方で、地震後の情報収集にワンセグの活用が見直された記憶があります。当時、スマートフォンにワンセグ機能が付いている機種はそんなに多くなかったことを考えると、まだフィーチャーフォン利用者が少なくなかったということの証明でもあります。となると今回の地震がスマートフォン本格普及後初めての大地震ということになるかもしれません。

前置きが長くなりましたが、 安否確認や情報交換は「通話よりもSNSのほうが有用」ということがはっきりと浮き彫りになった災害が平成28年熊本地震です。災害時でもスマートフォンを活用し、うまく乗り切るためにも今、入れておきたいアプリを厳選して紹介します。 基本的には無料で有名どころが主ですが、活用法も含めてぜひ一読してほしいところです。


怖いのは地震だけじゃない!11種類の災害にアラート

【Yahoo!防災速報】

作者:Yahoo Japan Corp.
価格:無料
対応:iOS/Android

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まずは基本の防災速報アプリ。大規模な災害でないと使いみちのないアプリだと考えがちだが、大雨や高温でも警告が発せられるため、身近ながらも注意が必要なときにはしっかりアラートを出してくれる。まったく災害などが発生しなければ存在すら忘れてしまいそうなアプリだが、大地震から時間が経過して節目の時期になると、“災害に備える心構えを説くようなコンテンツ”の案内もしてくれる。速報が欲しい人でなく防災意識を持ち続けたい人も入れておきたいアプリ。

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現在地および任意の自治体(自宅など)で発生した災害についてアラートを出してくれるアプリ。

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アラート出す条件は、災害ごとに細かく指定できる。

雨雲・混雑レーダー併用でいち早く避難せよ!

【Yahoo!地図】

作者:Yahoo Japan Corp.
価格:無料
対応:iOS/Android

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このアプリを単なる地図アプリだと思ったら大間違い。まずはそこを強調したい。雨雲レーダー混雑レーダーが注目機能。雨雲レーダーは雨が降っているエリアを地図表示し、6時間までの予測も表示(Yahoo!ログイン時)するため、自分がいる場所の降雨タイミングを把握して行動できる。災害後は復旧作業も含めて何かと天気予報に注目せざるを得ないので、雨雲の確認は大事。また、混雑レーダーも注目機能。人が集まってる場所を確認できるので、まさに避難・徒歩帰宅するときに参考になる情報だ。

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雨雲レーダー

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混雑レーダー。熊本も表示可能。

湿度や風速など詳細情報まで一覧できる鉄板天気アプリ

【Yahoo!天気】

作者:Yahoo Japan Corp.
価格:無料
対応:iOS/Android

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基本的に天気予報のアプリだが詳細な天気情報が手に入る。1時間ごとの天気・気温・湿度・降水確率・風速までわかるため、災害に限らず屋外で行動を予定している場合に重宝する。大災害の後は屋外に長く留まらねばならないこともあるので、天気予報はかなり重要。参考にしたい気象予報をほぼ網羅しているアプリだ。

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通常の天気予報画面。現在地と登録地の情報がわかる。

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1時間ごとの予報には、風や湿度の情報まで提供される。

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季節によっては花粉情報も。災害に遭っても花粉症は待ってくれないので人によっては重要な情報だ。

定番地図だが最も詳しい渋滞情報アプリにもなる!

【Googleマップ】

作者:Google, Inc.
価格:無料
対応:iOS/Android

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定番のマップアプリ。Androidには標準で入っているが、iPhoneなどiOS端末にも忘れずに入れておきたい。現時点で無料でいつでも使えるプローブ型の渋滞情報としては最も情報が多いと思われる。渋滞情報をよく見ていくことで道路の寸断箇所も推理が可能。たとえば何もないのに突然ひどい渋滞が起こっていれば、その先頭で道路寸断など重大なトラブルが発生している可能性がある。渋滞による速度遅延度合いが色分けされているのもありがたい。また、大災害時はリアルな情報に更新されることもあり、土砂崩れ箇所の航空写真が反映されることもある。

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交通状況を選べば、渋滞している道路を表示する。

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大災害時などは航空写真やストリートビューが臨時で更新されることもある。実際に熊本地震後、大規模な土砂崩れ後の航空写真に変わっている。

“みんなの手”で最新情報が反映されるオープンデータ地図

【OpenStreetMap】(ウェブサービス)
https://www.openstreetmap.org/

地図のオープンデータ「OpenStreetMap」は、大災害が発生したときは救助活動に役立てるためボランティアがその地域の地図を詳細に作り込むことが通例。熊本も地震後すぐに詳細地図に生まれ変わっている。「OpenStreetMap」のデータを使う地図アプリも存在し、「MAPS.ME」などが代表的だが、反映にタイムラグあるので現時点では熊本の地図は地震前のものだ。最新の地図データを見るならWebブラウザからhttps://www.openstreetmap.org/にアクセスしよう。

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OpenStreetMapはWebブラウザーでアクセスできる。Webブラウザーの位置情報機能をオンしておけば現在地表示にも対応する。

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熊本地方の大規模な土砂崩れも反映され、道路寸断も地図に反映している。

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地図情報さえ更新されれば、地図アプリ「MAPS.ME」の利用が便利だ。

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地図をダウンロードしていない場所に合わせると、ダウンロードを促す表示が。災害が起こる前に周辺地図は入手しておこう。

定番SNSは緊急時も大活躍!

大規模災害時に発動する「災害時情報センター」に注目

【Facebook】

作者:Facebook, Inc.
価格:無料
対応:iOS/Android

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定番すぎるほど定番のSNS。災害時の投稿は公開範囲を「すべて」にしておけば、普段はつながっていない相手からも確認できるので、状況に応じて公開範囲を調整して投稿するとさらに有効だ。相手が有効になっていれば居場所を確認する機能もあるので、うまく活用したい。また、大規模災害の際は「災害時情報センター」が立ち上がり安否確認がしやすくなる。

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災害時は「災害時情報センター」が立ち上がる。

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「災害時情報センター」が立ち上がると告知される。熊本の場合は、最初の地震から数時間で運用が始まった。

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必要な情報は公式アカウントからも発信される。

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もし、災害に遭ってしまったら近くにいる友だちを探すこともできる。

LINEグループは“一番使いやすい安否確認ツール”かも!?

【LINE】

作者:LINE Corporation
価格:無料
対応:iOS/Android

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これもまた、もはや説明をする必要もないほど定番のSNS。とにかく利用者が多いため、普段からつながっていれば安否確認手段としても有効。あらかじめ親類や知人などでLINEグループを形成していれば、。1度の投稿で伝えたい全員に届くため、安否確認だけに時間を費やせない緊急時に重宝する。

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いつもの操作ですぐ安否を連絡できる。

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公式アカウントも多数あるので、重要な情報を発信するアカウントをみつけて「お友達登録」しておこう。

ラジオがなくてもスマホアプリで代替できる!

【radiko】

作者:株式会社radiko
価格:無料
対応:iOS/Android

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災害のときはラジオが必須と昔から言われているが、そもそも自宅にラジオがあるか/あるとしてもどこにあるかと言われると……。そこで代わりに、非常時でも肌身離さず持っている可能性が高いスマートフォンのアプリを入手しておこう。ただし、通信回線とスマートフォンのバッテリーが持てばという条件と、聞けるのは民放のみという制約があるが、ないよりはマシ。災害対応で疲れたときも、ラジオは気分転換にも有効だ。パケットが心配になるものの、格安SIM事業者が被災地のユーザーに対してパケットを増量する場合もあるので、その際は有効に使いたい。

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radikoはまず現在地を指定してから視聴可能になる。現在の場所で聞ける放送局のみ視聴可能。

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他エリアはグレーアウトされる。

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有料サービスで他エリアも視聴可能になる。

自宅や勤務先の自治体が専用アプリを作っているかも?

【自治体防災アプリ】(例は東京都港区)

作者:各自治体
価格:無料
対応:iOS/Android

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最近では自治体が独自の防災アプリを用意していることも多い。防災情報がまとめられているため、もし地元自治体のアプリが存在するなら、早めに入れておいたほうがよいだろう。アプリのストアから自治体名を入れて検索して見つけるか、地元自治体のWebサイトで有無を確認できるだろう。自宅だけでなく、滞在時間が長いなら勤務先の自治体の防災アプリもあったほうがよい。また、自治体以外からも地域特定の防災アプリが提供されていることもあるので、一応チェックしておきたいところだ。

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東京都港区の防災アプリ。

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避難所の一覧を確認できる。

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公開している災害情報もまとめて閲覧できる。

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防災情報の通知欄もある。「お知らせ」はないに越したことはない。

都民以外も熟読すべし!情報満載の無料電子書籍

【東京防災】(各電子書籍サービス経由)

作者:東京都総務局総合防災部防災管理課
価格:無料
対応:iOS/Android

これはアプリではなく、災害に役立つ内容が書かれた電子書籍。各電子書籍サービスから無料で読むことができる。たとえばBOOK☆WALKERから購入しておいて本棚に置いておけば、いつでも読めるという寸法だ。ダウンロードしてしまえば、仮にインターネット回線が不安定になっていても問題なし。電子書籍サービスを利用しているなら、非常時に役立つ本をいくつかダウンロードしておくことはオススメだ。

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BOOK☆WALKER経由で開いた「東京防災」の表紙。

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「東京防災」の目次。各種災害時にすべきこと、アドバイスが網羅されている。

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電子書籍なので本棚の片隅にでも置いておきたい。

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購入とは言っても「無料」の0円だ。

知らない土地で被災・事故に遭った際の通報時に必須!

【私のGPS座標を共有します。】

作者:TappiApps
価格:無料
対応:iOS

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緯度・経度を表示し、それを共有するだけのアプリ。もし、災害時に孤立した場合、地図で場所が確認できてもその場所を正確に伝えるのは意外に難しい。街中ならまだ目印はたくさんあるが、たとえば山の中などでは目印がない。そんなときでも正確な緯度と経度が伝えられればなんとかなる。このアプリでは、緯度と経度を表示して通話で伝えてもよいが、簡単にメール等に書き込めるのが特徴。なお、災害用としてではなく、待ち合わせ用として同様の機能があるアプリはiOS/Androidを問わず多いので、使いやすいものを選んでほしい。

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起動するGPSから取得した緯度と経度を表示する。下に3つ並んだボタンで位置情報を共有する仕組み

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設定で緯度経度の表示を変更も可能

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設定画面。メールへの自動記入など便利機能も装備。

災害後の被害確認で地味に活躍!日曜大工にも便利

【水平器&水準器】

作者:Tatsuki
価格:無料
対応:iOS

iPhoneアプリをダウンロード

スマートフォンを水準器化するアプリ。キャリブレーション機能があり、コンパスアプリに付属の水準器より使いやすい。iPhoneの形状に左右されるが、iPhone SEやカメラの突起をケースで吸収したiPhone 6sなら問題ないだろう。あまりないこととは思うが、災害後、家や塀が傾いているかどうかを確認することもできる。日常でも日曜大工、ポスター貼りなど、じつは利用範囲は多い。Androidでも同様のアプリはたくさんあるので使い比べて手に馴染むものを選びたい。

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起動すると水準器が表示される。シンプルでわかりやすい。位置をあわせるキャリブレーション機能も。

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水準器の色を変えることもできる。

Q:格安SIMで緊急地震速報は受信できるのか?
A:結論から言えばスマートフォンの対応次第!

mineoを「Aプラン&auのスマートフォン」「Dプラン&ドコモのスマートフォン」のコンビで使っているなら、緊急地震速報は鳴ると思ってよいだろう。格安SIMであっても元のネットワークの緊急地震速報は発せられるため、あとはスマートフォンの対応次第なのだ。逆にSIMフリー端末はグローバルで使える一方、日本の緊急地震速報に対応していない場合も少なくない。まずは仕様を確認・問い合わせしよう。


この記事はASCII.jpとの連携記事です!

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コメント 12

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緊急地震速報が受信できるかはスマートフォンの対応次第なのですね~、
職場で回りの人に防災訓練のエリアメッセージが届いてるのに自分のは無反応で少し寂しく感じてました。FujitsuのM03SIMフリーのスマホが対応してないのですね。

マイネ王 運営事務局

>Kanon好きさん

参考になったみたいで良かったです☆防災は日頃からの備えが大切ですもんね!

定番ですが役立つアプリが色々紹介されていて参考になりました。(^^

マイネ王 運営事務局

>皆さん

たくさんのオススメのアプリ情報をありがとうございます!

万が一の急な有事に備えて、必要なアプリのインストールや設定を済ませたり、連絡手段を決めておかないといけませんね。

また何かオススメのものがあれば、どんどんコメントしてくださいね!

東京防災をオススメするのなら

1.PDF版(事前ダウンロード推奨)
2.デジタル版(東京防災サイトから利用)
3.電子書籍(無料配信)
下記の対応各社の中に、普段使っている物があればそちらから利用を。

iBooks
GALAPAGOS STORE
Kindle
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music.jp
コミックシーモア

紹介記事では、角川のBOOKWALKERしかオススメしてませんけど、あまり感心できませんね。

防災記事で我田引水とは、みっとも無いですよ。

Yahoo!防災速報を使っていたのですが、頻繁にフリーズするようになり、仕方なくアンインストールしました。メモリー容量が小さい(1GB)ので、軽めのアプリを探しているところです。

地震・風水害等の防災情報は国、自治体のHPやTwitter等でも情報発信しています。雨量や河川の水位の状況もリアルタイムで見ることが出来ますから、ブックマーク登録しておくと良いのではないでしょうか。

NHK.AM放送も「らじるらじる」というアプリで聞けますよ。

私は関西在住ですが実家が益城町です。今回の地震で役にたったものは
050のIP電話でした。
地震速報の後直ぐに電話を掛けましたが固定電話、携帯電話共に全然繋がりませんでした。試しに050で掛けたら一発で繋がり安否確認ができました。
親も高齢者でメールなどは出来ないため、実際に電話で声を聞けたのはお互いに良かったと思います。
たまたまかも知れませんが、緊急用にスマホに入れておいても良いのではないでしょうか。

「東京防災」はそれ自体をアプリにして欲しい、と個人的には思っています。備蓄品リストを作成とか、単に読むだけでなくて使って備えることができそうですし、色々な機能とも連動できるはず、と思うから。

私は、[全国避難所ガイド]というアプリをインストールしています。このアプリは、カメラを利用してARを使い、近隣の避難所の向きを教えてくれるアピリです。初めてAR機能がすごいなぁ。と思えたアプリです。

こんにちは。佐賀在住なので熊本地震を震度5で体感しビビりました。この手のアプリは入れておいて損するこたないと思うこの頃です。個人的には『必ず帰る』という(androidだけかな?)アプリもありかなと思います。ネットワークが使えない時でもGPSが活きてれば、登録した場所(たとえば自宅)の方角をアプリが常に示し続けてくれるというどんだけ街が崩壊した時使うんだというアプリです。あと、『Firechat』ですかね。これもネットワークが死んでても近くにこのアプリを入れてる人がいればメッセージのやり取りができるというもので、これは海外では実際使われてるみたいですね。

東京防災は書籍版が自宅のポストに入っていましたが、電子書籍版もあるのですね。

東京以外の方でも役に立つ内容が多く記載されていますのでオススメです。