えりゅしおん窟 68号基

licky師匠の｢950回記念｣および、その姉妹編｢週末の癒し｣に感化されて、自分でもこんな循環型ダンジョンを作ってみたいと思ったのが、そもそものきっかけでした。
しかし、漠然としていて、どうやったらよいか解らない。
参考にするべく、みなさんのダンジョンをマッピングしたノートを見ていると、ふと目に止まったのが、ひろぼんちくりんさんの｢ぼんダンジョン31｣でした。
攻略ルートも記してあり、概略として中央頂点をゴールとする山型で、左右の両端が循環する感じでした。
｢これなら何とかなりそう｣と、まずこの攻略ルートを抽出し、ターン数に合わせて整えていきました。
スイッチを置かない代わりに宝箱を置いた往路とバイパス線の復路
を設けた結果｢複線みたい｣というコメントもいただきました。
当初は左右が同じ円周で、スタートとゴールも離れていたのですが、どうせならこれをくっ着けてしまえと調整した結果、円周は歪になりました。
スタートとゴールを着けた結果、１ターンでクリアされる事を懸念して概要でも注意書きをさせていただきましたが、安易にクリアされる方が思ったよりも少なく、みなさん粛々と取組んでいただいた事に感謝します。
中央部の円周だけは、ひっかけとして廻らずに往復しないと取れない配置としましたが、熟練の方は問題にならないし、この部分だけ塗残しが発生するのでは、出来として甘いのだと思います。
循環型ダンジョンは初めての試みであり、安易に少ターンでクリア出来るのでは？と懸念してましたが、設計通りにギリギリダンジョンとして成り立った様で安堵してます。

今回も多くの方に参加していただき、ありがとうございます。
特にlicky師匠、ひろぼんちくりんの御二人には感謝します。
ルートを考えるダンジョンというのは私自身が好物ですので、もっと満足出来うるダンジョンの製作に努めたいと思います。