№1207/被爆80年 8月9日・午前11時02分「ながさき平和の日」 (長崎市)
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№1207/被爆80年 8月9日・午前11時02分「ながさき平和の日」 (長崎市)


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追加事項

カトリック浦上教会
(旧、浦上天主堂)
日本最大のカトリック教会

浦上天主堂は爆心地から約500m
離れていたが、全壊した。
一部の外壁以外、
原形を留めぬまでに破壊された。
当時
ゆるしの秘跡(告解)が
行われていたため多数の信徒が
天主堂に来ていたが、
原爆による熱線や、崩れてきた瓦礫の
下敷きとなり、
主任司祭・ラファエル西田三郎、
助任司祭・シモン玉屋房吉を始めとする
天主堂にいた信徒の全員が死亡。
原爆により、推定3,200名の信徒が死亡した。

1959年(昭和34年)11月、
浦上天主堂の復元が完了した。

原爆投下時、落下した北側の鐘楼の中に
あった小鐘は破壊され失われた。
南側の鐘楼に設置され後に瓦礫の中から
発見された大鐘はほぼ無傷であり、
1945年12月24日のクリスマス・ミサで
鳴らされた。

被爆および再建後は大鐘1つのみ設置され
鳴らされていたが、
2025年(令和7年)5月に復元された
小鐘がアメリカのカトリックの
信者らによって寄贈され7月17日に
祝福式が行われた。
小鐘は「希望の聖カテリの鐘」と命名され
設置後は被爆から80年となる8月9日に
初めて鳴らされる予定。(本日)