2025-13 蛍光灯をLEDに交換 誤った取り付け方で発火事故 注意呼びかけ

＜追加事項です＞
●切り替え需要の高まりで電器店では●

私たちの生活に身近な蛍光灯。

2027年末までに製造や輸出入が禁止されるのを前にLEDへの切り替え需要が高まっており、各地の電器店ではその対応に追われています。

このうち東京 江東区にある電器店では、個人や店舗などからLEDへの切り替えに関する問い合わせが相次ぎ、連日、作業の予約が入っています。

取材をしたこの日も近くの住宅で台所の蛍光灯器具をLEDに交換する作業が行われていました。

作業を依頼した男性は「蛍光灯の製造や輸出入が禁止されるのは教えてもらうまで知りませんでした。明るくなった気がしてとてもいいですね」と話していました。

この電器店によりますと、既存の蛍光灯器具にそのまま取り付けられるとして販売されているLEDランプでも、器具そのものの劣化のほか、型が違ったり、必要な工事をしなかったりして点灯しないケースがあるということです。

また、蛍光灯とLEDランプは形は一緒でも重さが違ったり、取り付け部分の形状が異なったりするなどの違いもあるため、注意が必要だとしています。

こうした注意点について多くの人に知ってもらおうと、電器店ではLEDに切り替える際は照明器具ごと切り替えるようSNSで呼びかけています。

電器店の沼澤栄一社長は「家の照明器具を一度にLEDに取り替えると費用もかかるので、よく使う照明器具から優先順位をつけて計画的に交換していくことが望ましいです」と話していました。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20250328/k10014762721000.html