№1338/1973年(昭和48年)12月14日・豊川信用金庫事件 デマに注意
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№1338/1973年(昭和48年)12月14日・豊川信用金庫事件 デマに注意


「№1338/1973年(昭和48年)12月14日・豊川信用金庫事件 デマに注意」のコメント

追加事項

これは、あくまでデマである。
憶測です。確定ではない。
噂は信じない。事実か?考える。

当時は、OILショックで、
紙がなくなるなど、
パニックになるなど。
不安要素はあった。
クリーニング店の奥さんは
豊橋市のある銀行で倒産にあい
損害が出ていた。そこに偶然
ガス屋さんの120万円
電話でお金をおろすと言う言葉が
憶測から、確信にかわった。
しかし、全てデマである。

当日、
豊川信用金庫で取り付け騒ぎが
起きていると、全国信用金庫協会の
両会長だった小原鐵五郎が
全国信用金庫連合会の判断である
飛び火して、他の全国信用金庫
に同じ事がならないための
処置である。

大金を見せるのはNGですが
豊川信用金庫の緊急事態の為。
当時の価値は、約14億円

カウンターに札束の展示
当時は大丈夫ですと。
安心感を持たせることが
大事で、見せる事だった。

あえて出金を勧める告知
普通に、出金を促す。
デマを信じていない人は
普通に預金をしていた。

店内で
財務局とのやり取りを放送した。
本当に信用出来ないなら
東海財務局、大蔵省に
自ら電話して下さい。
と、お客様に言っていた。

15時に閉店しない
一人でもお客様が残ってる限り、
絶対に店を閉めてはならないように。
閉めると現金が底をついたと
思われるから。平静と自信もって
対応した。

マスコミの協力によるPR
小原の指示のもと社員たちの
奮闘により
人々の不安を取り除き、
取り付けの危機を乗り切った。

都市銀行は、地盤が強いので
倒産するリスクは無いが。

信用金庫では、地盤が低く倒産する
リスクが高いと、小原さんは思い
信用金庫は、安全であるとPRに徹した。
信金バンク網があり、柔軟な
対応が可能である。地域密着型ある。

今での銀行では出来ない事を
当時は、デマが大事になった
小原さんはやってのける。
信用金庫が絶対大丈夫だと。

現在は、情報が沢山あるので
憶測、デマ、噂、は自身で
判断が出来ます。現在進行形の
情報があり判断は自身で決める。

昔の情報は
口コミ、テレビ、電話、新聞社。