みなさん、こんにちは!
突然ですが、普段お使いのPCやスマホの「裏側の通信」、気にしたことはありますか?
現代の主要なOS(Windows、iOS、Androidなど)は、便利さと引き換えに、私たちの操作データや位置情報などを少なからずメーカーのサーバーへ送信しています。
そんな「企業の支配やデータ収集」から完全に脱却し、「自分のデータと自由を100%自分で守る」という非常に尖った思想で作られたオープンソースのLinuxディストリビューションがあります。
それが、今回ご紹介する「PureOS」(https://pureos.net/ )です。
1. PureOSってどんなOS?
PureOSは、歴史と安定性のある「Debian」というLinuxをベースに開発されたOSです。
最大の特徴は、「フリーソフトウェア財団(FSF)が公式に認めた、世界でも数少ない『100%完全に自由なOS』」である点です。
何がそれほど凄いのかというと、一般的なLinuxにすら含まれている「メーカーが中身を非公開にしているプログラム(クローズドなドライバーや、中身のわからないファームウェア)」を一切排除していることです。すべてのソースコードが世界中に公開されており、不正なデータ収集やバックドア(裏口)がないかを、誰でも監査(検証)できるようになっています。
デフォルトのブラウザ(GNOME Web、またはfirefox)には最初から強力なトラッカー(追跡防止)機能が組み込まれており、検索エンジンもGoogleではなく、プライバシー重視の「DuckDuckGo」が標準になっています。
2. Live起動でもサクサク!KDE Plasma版の快適さ
今回は、デスクトップ環境に美しいデザインと軽快な動作で人気の「KDE Plasma Edition」を選んで試してみました。
インストールせずにUSBメモリから直接起動する「Liveモード」で動かしてみましたが、それだけでも十分サクサクと動作し、非常に使いやすいLinuxディストリビューションだと感じました 。
画面のテーマを「ダークモード」に変更すれば、目に優しく非常にモダンで格好いいデスクトップ環境が完成します。
3. 【注意】初見で必ず驚く「Wi-Fi繋がらない問題」の真相
しかし、起動してすぐに多くの人が「あれ?」と戸惑うポイントがあります。それが「自宅の無線LAN(Wi-Fi)に繋がらない」という問題です。
実はこれ、バグや不具合ではありません。PureOSの「100%フリーソフトウェア」という鉄の意志による仕様なのです。
世の中の多くのノートPCに内蔵されているWi-Fiチップは、メーカーが中身を秘匿したプロプライエタリ(非自由)なファームウェアを必要とします。PureOSはこれを頑なに拒否して配布しないため、標準状態ではWi-Fiが認識されません。
今回は、応急処置としてiPhoneをUSBテザリングで接続したところ、無事にネットへ繋がり、こうして記事を書くことができました。同じようにWi-Fiで躓いた人にとって、テザリングはネットに繋いで対策を調べるための貴重な攻略法になりますね!
💡 メインPCとして本格的に使うためのヒント
もし本格的に使いたい場合は、自己責任になりますが、ベースであるDebianの「ノンフリー(non-free)」リポジトリから、自分のWi-Fiチップ用のドライバー(firmware-iwlwifiなど)をダウンロードして手動インストールするなどの対策方法があります。
4. マイネ王民必見!スマホとPCの「完全な融合」
このPureOS、実はPCだけのOSではありません。開発元のPurism社が販売する「Librem 5」というセキュリティスマホの標準OSでもあります。
スマホ用の独自UI(Phosh)を搭載しており、なんと「スマホの画面をモニターに繋ぐと、そのままPC版のLinuxデスクトップに変身する」というロマン溢れる「コンバージェンス(収束)」機能を備えています。
ちなみに直近の2026年5月には、最新メジャーバージョンである「PureOS 11 (Crimson)」が正式リリースされ、スマホのカメラ機能の向上やGPUによる画像処理など、今も熱心に進化を続けています。
5. オフィスソフトもバッチリ日本語化!
標準で「LibreOffice(リブレオフィス)」が導入されているため、Microsoft Officeの代わりに書類作成や表計算もすぐに行えます。
起動直後は英語表記ですが、システムからコンソール(ターミナル)を開いて、
sudo apt install libreoffice-l10n-ja
というコマンドを1行実行するだけで、簡単に見慣れた日本語環境へと早変わりします。初心者でも少しの手間で快適に使えるのが嬉しいところです。
まとめ:こんな人に使ってみてほしい!
PureOSは、スペックの高さや流行りのアプリの豊富さを競う一般的な商用OSとは、全く違うベクトルを向いています。
LINEやゲームといった定番の閉じられたアプリは動きませんが、Web版を活用したり、オープンな暗号化通信を使うことで、徹底的に自分の身を守ることができます。
「自分のプライバシーやデータを企業に渡したくない!」
「使わなくなった古いノートPCを、超安全なネットサーフィン専用機として蘇らせたい!」
「Linuxの深い思想や、スマホとPCの融合ロマンに触れてみたい!」
そんな方には、間違いなくニッチながらも非常にユニークで強力な選択肢になります。
USBメモリが1本あれば、今あるPCのデータを壊さずに「Liveモード」でお試しできるので、ガジェット好きな方はぜひ週末の趣味として触ってみてください!
公式URL: https://pureos.net/
突然ですが、普段お使いのPCやスマホの「裏側の通信」、気にしたことはありますか?
現代の主要なOS(Windows、iOS、Androidなど)は、便利さと引き換えに、私たちの操作データや位置情報などを少なからずメーカーのサーバーへ送信しています。
そんな「企業の支配やデータ収集」から完全に脱却し、「自分のデータと自由を100%自分で守る」という非常に尖った思想で作られたオープンソースのLinuxディストリビューションがあります。
それが、今回ご紹介する「PureOS」(https://pureos.net/ )です。
1. PureOSってどんなOS?
PureOSは、歴史と安定性のある「Debian」というLinuxをベースに開発されたOSです。
最大の特徴は、「フリーソフトウェア財団(FSF)が公式に認めた、世界でも数少ない『100%完全に自由なOS』」である点です。
何がそれほど凄いのかというと、一般的なLinuxにすら含まれている「メーカーが中身を非公開にしているプログラム(クローズドなドライバーや、中身のわからないファームウェア)」を一切排除していることです。すべてのソースコードが世界中に公開されており、不正なデータ収集やバックドア(裏口)がないかを、誰でも監査(検証)できるようになっています。
デフォルトのブラウザ(GNOME Web、またはfirefox)には最初から強力なトラッカー(追跡防止)機能が組み込まれており、検索エンジンもGoogleではなく、プライバシー重視の「DuckDuckGo」が標準になっています。
2. Live起動でもサクサク!KDE Plasma版の快適さ
今回は、デスクトップ環境に美しいデザインと軽快な動作で人気の「KDE Plasma Edition」を選んで試してみました。
インストールせずにUSBメモリから直接起動する「Liveモード」で動かしてみましたが、それだけでも十分サクサクと動作し、非常に使いやすいLinuxディストリビューションだと感じました 。
画面のテーマを「ダークモード」に変更すれば、目に優しく非常にモダンで格好いいデスクトップ環境が完成します。
3. 【注意】初見で必ず驚く「Wi-Fi繋がらない問題」の真相
しかし、起動してすぐに多くの人が「あれ?」と戸惑うポイントがあります。それが「自宅の無線LAN(Wi-Fi)に繋がらない」という問題です。
実はこれ、バグや不具合ではありません。PureOSの「100%フリーソフトウェア」という鉄の意志による仕様なのです。
世の中の多くのノートPCに内蔵されているWi-Fiチップは、メーカーが中身を秘匿したプロプライエタリ(非自由)なファームウェアを必要とします。PureOSはこれを頑なに拒否して配布しないため、標準状態ではWi-Fiが認識されません。
今回は、応急処置としてiPhoneをUSBテザリングで接続したところ、無事にネットへ繋がり、こうして記事を書くことができました。同じようにWi-Fiで躓いた人にとって、テザリングはネットに繋いで対策を調べるための貴重な攻略法になりますね!
💡 メインPCとして本格的に使うためのヒント
もし本格的に使いたい場合は、自己責任になりますが、ベースであるDebianの「ノンフリー(non-free)」リポジトリから、自分のWi-Fiチップ用のドライバー(firmware-iwlwifiなど)をダウンロードして手動インストールするなどの対策方法があります。
4. マイネ王民必見!スマホとPCの「完全な融合」
このPureOS、実はPCだけのOSではありません。開発元のPurism社が販売する「Librem 5」というセキュリティスマホの標準OSでもあります。
スマホ用の独自UI(Phosh)を搭載しており、なんと「スマホの画面をモニターに繋ぐと、そのままPC版のLinuxデスクトップに変身する」というロマン溢れる「コンバージェンス(収束)」機能を備えています。
ちなみに直近の2026年5月には、最新メジャーバージョンである「PureOS 11 (Crimson)」が正式リリースされ、スマホのカメラ機能の向上やGPUによる画像処理など、今も熱心に進化を続けています。
5. オフィスソフトもバッチリ日本語化!
標準で「LibreOffice(リブレオフィス)」が導入されているため、Microsoft Officeの代わりに書類作成や表計算もすぐに行えます。
起動直後は英語表記ですが、システムからコンソール(ターミナル)を開いて、
sudo apt install libreoffice-l10n-ja
というコマンドを1行実行するだけで、簡単に見慣れた日本語環境へと早変わりします。初心者でも少しの手間で快適に使えるのが嬉しいところです。
まとめ:こんな人に使ってみてほしい!
PureOSは、スペックの高さや流行りのアプリの豊富さを競う一般的な商用OSとは、全く違うベクトルを向いています。
LINEやゲームといった定番の閉じられたアプリは動きませんが、Web版を活用したり、オープンな暗号化通信を使うことで、徹底的に自分の身を守ることができます。
「自分のプライバシーやデータを企業に渡したくない!」
「使わなくなった古いノートPCを、超安全なネットサーフィン専用機として蘇らせたい!」
「Linuxの深い思想や、スマホとPCの融合ロマンに触れてみたい!」
そんな方には、間違いなくニッチながらも非常にユニークで強力な選択肢になります。
USBメモリが1本あれば、今あるPCのデータを壊さずに「Liveモード」でお試しできるので、ガジェット好きな方はぜひ週末の趣味として触ってみてください!
公式URL: https://pureos.net/
4件のコメント
コメントするには、ログインまたはメンバー登録(無料)が必要です。

1.USBテザリングでスマホをPCに繋ぎます
2.DebianパッケージのサイトからノンフリーWiFiパッケージダウンロードします
https://packages.debian.org/sid/all/firmware-iwlwifi/download
3.ダウンロードフォルダーを開きDiscoverで開くを選択してインストール
4.ターミナルで下記のコマンドを実行させるとWiFiが有効になります。
sudo modprobe -r iwlwifi && sudo modprobe iwlwifi
1日、1ディストロ、凄いです。
まるで、大塚あみさんの「100日チャレンジ」を見てるみたいです。
有名な本ですが、毎日1個のアプリをAIを使って作っていくという内容で、AIを利用するけど、それ以上に勉強しないとアプリを作れなくなるようで、業界内で、かなり売れた本みたいです。
このままでいくと、100日後には、SASEBOさん、凄いことになりますね。( ╹▽╹ )
>> 猫山美亜 さん
過去にGoogleドキュメントに調べながら使ってみた感想をいろいろと書き連ねることやってました。かなりな数のディストロを触っていたと思います。最近は減りましたが、偶に追記しています。
>> SASEBO さん
こんにちは。(^^)そういえば、以前、新着通知に届いてたので、マイネ王の掲示板で記事を見た記憶があります。
日付を見たら、結構前だったので、驚きました。(゚д゚)ビックリ
すると、もう100個くらい触ってるのかな?