シャープ【AQUOS R】開発者インタビュー

最近、東証1部への復帰を申請とV字回復へ向けて着々と前へ進んでいるシャープさん
ですが、最近大手3キャリア向けに発売を予定しているAQUOS Rは今までの設計開発とは
一線を画する端末のように感じました。

○シャープ渾身のフラッグシップ「AQUOS R」開発者インタビュー

【前編】
・新デザインで目指したもの/スマホが動くスタンド「ロボクル」を作った理由
http://k-tai.watch.impress.co.jp/docs/interview/1067054.html

【後編】
・「高速応答」強化でさらなるヌルヌルを/ハイパフォーマンスを支える画期的な熱管理
http://k-tai.watch.impress.co.jp/docs/interview/1067057.html

まず、ユーザーに喜んで日々使ってもらえたらという発想が良いと思いました。
最新技術の凄さをアピールするようなスマホが多いですが、実利用の面を考えて
先進的な技術を入れていく姿勢は、大切な事だと思います。

次に、本体形状が今までと変わり、持ちやすさや掴みやすさを考えられて作られて
いる事です。
四隅が丸い方が、手のひらが痛くなりにくいですし、側面は中央付近に出っ張りが
あった方が掴みやすく実用面を重視したデザインになっています。
まあ、このあたりは最近のiPhoneっぽい感じはしますけれど(^^ゞ

そして、SoCや液晶パネルなどから発生した熱を如何にして端末全体に均一に逃していか
という点を工夫していたり、端末表面を温度を正確に知るための温度センサーの場所を
追求したりと、放熱対策という基本だが重要な部分に力を注いでている所に好感が
持てると感じました。

さらにハイスピードIGZOによる120Hz駆動によってある程度の速度でスクロールしても
内容が読める程度という残像の少なさや、画面変化の挙動をハイスピードカメラで
撮影し、カクつきを徹底的に潰していくという地味ですが大切な作業をしっかり
やっている点も素晴らしいと思います。

また、2年間のOSバージョンアップ保証というのも安心して、使える強みになると
思います。（^^

細かい部分もしっかりやっていくという開発陣姿勢が感じられるので、
今後登場するであろうミドルレンジ端末にもこうした取り組みが取り入れられる
事に期待したいと思いました。（^^