「SDカードがぶっ壊れたぁぁぁ」と泣かないための製品・手段
前々から書いていますが「SDカードは消耗品」です。酷くなったのは低価格化を進めるためにプロセスルールを小さくし(1X⇒1Y⇒1Znmなんて言われました)、さらに一つのセルに3つのデータを入れるTLCになったため。
これに対しては3D化によって積層し、プロセスルールを再度緩和したことで結構よくなりました。今は「エンタープライズ用フラッシュメモリ」でもTLCが結構使われています(で、コンシューマーは4つのデータを入れるQLC化になったわけですが^^;)。
なので、ユーザーのSDカード自衛策は主に2つあります。
・一つ目はバックアップをしっかりとれってことです。写真がなくなるを避けるならGoogel Phoneへのバックアップを「高画質」ですることをお勧めします。画素数、画質は一定に下げられますが容量制限がありません。画像は他人に公開する設定にしない限り問題なし。
※ただ、子どもの裸写真でアカウント排除の可能性があります
・二つ目は泣かないようにSDカードを管理する。わかりやすく言えば「寿命前にケチらず交換」です。スマホを購入したらSDカードも新品にするって手もありますし、一定期間で交換もあり。
もうひとつ「高寿命SDカード」を買う手もありまして、各社「ドラレコ用SDカード」と言うのを出しています。手元に「サンディスク 高耐久 microSDHC/microSDXCカード(の並行輸入版)」がありますが、スペックを逆算すると10000回の書き込みに対応します。
https://shop.westerndigital.com/ja-jp/products/memory-cards/sandisk-high-endurance-microsd-2018
最近さらに高耐久の製品も出ました。
サンディスクMAX ENDURANCE microSD™ カード
https://shop.westerndigital.com/ja-jp/products/memory-cards/sandisk-max-endurance-uhs-i-microsd
ただ、並行輸入品はリマークの可能性も否定できないので、それなら国内流通品を買う……も高い。なんで、数年で買い直すというのがもっとも経済的でしょう。
ちなみに高耐久が手元にあるのは「ラズパイで使うから」。こいつをガリガリ長期間使おうとすると、高耐久カードは必須です。
SDカードに永久保存できるって言ってました。
5年も経ったらデータ蒸発しているかもしれないのに…
勉強になります。
コンシューマー系はともかく、ビジネス向けのクラウドストレージは分散冗長化がなされているので、データの焼失には強いのです。仮にどこかのサービスがダウンしても、複数サービスでユーザーが分散させていたらさらに強固に!
※お財布が軽量に!(´・ω・`)
なので最悪を考えた場合、おおむねユーザーが一番困るのが過去の写真なので、Google Photoに入れろという話になるのです。画質が多少劣化してもなくなるよりはマシ。画質劣化もいやなら有料ストレージに入れるしかありません。
容量がものすごく欲しいって人の場合は「自宅にNAS」と言うのもありですが、基本的にはNASも消耗品ですからw
時々懐かしい写真を見せてくれますしね。
Googleとしてはビッグデータの収集に持ってこいなんでしょうけど。
用途が思いつかないですね・・・
3.5インチベイに取り付けるSDカードリーダを何度か買い直した記憶がw
やはり安心できるのはNANDメーカーのSDカードですね
私のこの前買ったやっすいSDカードが飛びました
解析したらパーテンション情報がぶっ壊れていてました(汗)
一応データはすべて回収できたけれど怖いのでゴミ箱に直行です
余談ですが、我が家はスマホでグーグルフォトにバックアップした後
NASにデータを移し、NASに入れるとNASの外付けHDDとGoogleフォトに自動でバックアップするようになっているので、4重に保護されています(ヤリスギカモ)