【SIM道楽】任意の2枚のSIMを貼合せてiPhoneを切替可能なデュアルSIM化する?
まず前書きとして、未だ「開発途中の製品紹介」ということを明記しておきます…
「SIMHUB」という名前の製品の紹介です。
https://iphone-mania.jp/news-229457/
「Youtube : SIMHUB let iPhone install daul sim」
https://www.youtube.com/watch?v=AlwSUE_ntug&feature=youtu.be
iOS9以降のiPhone5～iPhone Xユーザーは2枚のSIMをiPhone の既存SIMスロットに同時挿入し、自由に選択切り替えできるという製品です。
既存のnano-SIM x2枚に付属の専用ツールで加熱し、SIMタブ部分をベースから剥離し、付属の専用SIMベース(切替管理デバイス・ベース)に2枚貼り付け装着後、iPhone-SIMスロットに用のSIMホルダーに挿入。そして専用アプリを使って自由にSIM切り替えを行うというコンセプとです。。。
2枚のSIMを貼合せて切替可能なデュアルSIMにする技術としては、「HIS・変なSIM」↓ 、「Flexiroam-X」↓ や「SlimDuet Film」などのように、通常使用しているSIM①上に海外利用SIMとして薄フィルム状SIM②を貼り合わせることで1スロット・デュアルSIMを構成し、アプリで切り替えるという技法が既に提供されています。
この場合、【切替えを管理するデバイス】は②の薄フィルム状SIM状にチップとして搭載されていて、2層構成になっていました。
(↓の写真は、常用SIMに「Flexiiroam-X」, 常用SIMに「HIS変なSIM」 をそれぞれ貼り付けて合体させた状態です。其々の合体SIMこのままSIMスロットに挿入され、デュアルSIMとして機能切り替えが出来ます)
「【SIM道楽】 Flexiroam X という「貼るタイプの海外SIM」初体験 (追記 7/02)」
https://king.mineo.jp/my/cc1ef6db0af34fa7/reports/36937
「【SIM道楽】 <夏休み研究> HIS・変なSIM・貼るSIMタイプを使ってみよう…としたけど…
https://king.mineo.jp/my/cc1ef6db0af34fa7/reports/38617
一方、今回の製品は、【切替えを管理するデバイス】部分を専用のSIMベースとして提供し、その両面に2枚の任意の薄フィルム状SIM(通常SIMから機能タブ部分を熱剥離)を貼付け、アプリで自由に切り替えるというものです。【切替えを管理するデバイス】部分を専用のSIMベースとして提供されるということで、①剥離SIM#1 + ②デバイス・ベース + ③SIM#2 という3層構成になります。
また利用する2枚のSIMは選択の制約がなくなり、任意のSIMが利用できるという点が特徴です。
例えば1枚目のSIMを iijmio-D(剥離済)にして, 2枚目なSIMを mineo-S(剥離済) にして、両者を【切替えを管理するデバイス】に貼付け合体し、iPhoneのSIMスロットに挿入することで必要に応じて2枚のSIMを切り替えて使うことになります。
iPhoneには既に「SIM Application」というSIM切り替えを行うプログラムが搭載されています。上述の Flexiroam-Xも HIS・変なSIMも既にこれを利用してSIM切り替えを行っています。
1枚SIM利用から 2枚SIM利用へ … iPhoneユーザーでもTPOに合わせて簡単にSIMをソフト切り替えすることで臨機応変に利用できる機会が着実に近づいているようです。
eSIM化と併せて、SIMのフィルム化の流れも見逃せません。
SIMカッターがあるくらいだから…
だけど、チップを外すのは、どうなんだろう…
DSSSですね。
なお細かいですが、
| iPhoneには既に「SIM Application」と
| いうSIM切り替えを行うプログラムが搭
| 載されています。
は、「プログラムはSIMに搭載されている」が、私の認識です。
ただ、キャリアのSIMなら切り替えるとそれに応じたキャリアバンドルが呼び出されると思いますが、MVNOですとSIMを切り替えるとプロファイルの入れ直しが必要ですよね
それもワンタッチで切り替えられると便利ですが、どうなんでしょう
はい、確かに個別のプログラムはSIM側に搭載されているのでしょうね。私の言いたかったのは「SIM Application」というインターフェイスが既に公開されていうポイントのことです。
>MVNOですとSIMを切り替えるとプロファイルの入れ直しが必要ですよね…ワンタッチで切り替えられると便利ですが…
私のFlexiroam-Xの場合、MVNO+FlexiroamXの貼り合わせを利用していますが、MVNOのキャリアプロファイル(APN=xxx.mobileconfig)、Flexiroam-Xの手動APN(APN=flexiroam) の設定値は、どちらも一度セットしてしまえば SIMのソフト切替時にAPNの書替えは不要です。自動選択してくれます。
このSIMHUB仕組みの場合については不明ですけどね…
>ドライヤーで焙るより安心じゃ・・・
そそそ、加熱剥離… 試してみたいですね～
返却不要なSIMがいっぱいあるので是非試してみたいですね > USB加熱・SIM剥離ツール
>ふみえもん さん
>チップを外すのは、どうなんだろう…
まぁ、この手の話はいつものことですが自己責任で～ということですね。破損・弁償覚悟のSIM道楽ということですね(笑)
>赤いカローラバン さん
>入れ替えた方が早い気がしますが。
はい、ユーザー自身のT.P.O、使い勝手の希望に合わせて利用されればよいかと思います。
--
市販ホで4枚までのSIMを切替できる
「モバイル回線切り替え機」
をセレボが発表、ベース技術はNTTドコモからライセンス
https://japanese.engadget.com/2016/08/02/4-sim-ntt/
なるほどです
それは日本のMVNO同士でも可能なのでしょうか
例えばですが、私の契約しているIIJmioのタイプDと、UQ mobileのSIMを組み合わせたとして、それぞれのSIMの時にそれぞれのAPN構成プロファイルをインストールしたとして、自動的に切り替わるのでしょうか？
（そもそもAPN構成プロファイルはiOSに一つしかインストール出来ないですよね）
僕が言ってるのは、
上手くいくかどうか、ではなく、
そもそも借り物に手を入れる行為がどうか、です。
>それは日本のMVNO同士でも可能なのでしょうか…（そもそもAPN構成プロファイルはiOSに一つしかインストール出来ないですよね）
う～ん、どうでしょうかね～ SIMHUB利用でどんな挙動となるかは現時点で全く分かりません。2枚のSIMが共に APN=xxx.mobileconfig をインストールする必要があるのであれば、ご指摘のように現状のiPhoneでは 2つの APN=xxx.mobileconfigはインストールできませんからね。
しかし、今現在私が利用しているように、MVNO (So-net 0-SIM, sonetAPN.mobileconfig)をインストールしたiPhoneに、Flexiroam-Xを貼りつけた合体SIMをスロットに入れると、Flexiroam-Xに切り替えた時点で 「モバイルデータ通信ネットワーク」が利用できて、Flexiroam-X用のAPN設定画面にアクセス可能になるのです。 ここで一度APNを手動設定(書き込み)しておくと、0-SIMを選択しても、Flexiroam-Xを選択してもどちらもAPNを手動で変更することなく、自動で選択してくれます。
以前にも話題になりましたが、xxx.mobileconfigファイルのインスト―ルが必要か、 「モバイルデータ通信ネットワーク」が表示されてAPNの手動設定が可能かは SIM(対応キャリアバンドル)次第と言うことになると思います。
(つづく)
ここで、UQmobile-A に IIJmio-Dの2枚貼りつけ合体したSIMHUBという組み合わせでは、UQmobile-Aは xxx.mobileconfig不要、APNの手動設定不要ですが、IIJmio-Dが xxx.mobileconfigをインストールしたらどうなるのか… 上手く行くのか行かないのか、見当が付きません(汗)
ただ、海外のSIMの場合はその殆どが APNを手動書き込みするタイプなので、(xxx.mobileconfigをインストールさせるのは日本のMVNOだけと言ってもいいくらい)、手書きで設定されたAPNは iPhoneの中に保持されているので、そのSIMを選択した時点で自動的に呼び出されることになるかと思います。
因みに、この手書き入力したAPN設定の保持は、他のSIMに交換した後でも保存されているようで、暫く経って再度SIMを挿入し戻すことで自動的に呼び出すことが出来るのは既にご存知かと思います。なので基本的にAPNを手動書き込みするタイプのSIMが SIMHUB合体の対象になっているのかもしれません。
今のところ日本のMVNOで、「モバイルデータ通信ネットワーク」のところでAPN手動設定できるのは、IIJmio-Dの Japan Travel SIM (440-03, フル・MVNO)くらいでしょうか。
>そもそも借り物に手を入れる行為がどうか…
SIM剥離利用するのも、SIMカットするのも、同類なのではないでしょうかね > 所定と異なる使用法で利用した場合は自己責任。
余談ですが、 FAQによれば、SIM剥離の場合には「再加熱することで元のSIMベースに戻して再利用できる…」らしいですけど。
SIMカットは戻せませんが。。。
>4枚までのSIMを切替…
おおお、パワフル!!
でもですね～出張利用がメインなので余分なHWを持って行きたくないんですよね～(汗) というか、4枚も同時にSIMを入れる必要がない…(私の場合(笑))
なるほど、片方がAPN手動設定出来る、もしくはキャリアバンドルが読み込めるSIMならもう片方がAPN構成プロファイルをインストールするものでも使えるという事ですね
私のUQ mobileはデータ高速プランなのでAPN構成プロファイルが必要なSIMなんです
なので、APN構成プロファイルが双方必要なパターンは使用出来なそうですね
確かに海外SIMはAPNを手動設定出来る所が多いですね
日本のキャリアは何故かキャリアバンドルで手動設定は許可しませんね〜
>私のUQ mobileはデータ高速プランなのでAPN構成プロファイルが必要なSIMなんです…
おおお、そうでしたか。
実は私もiPhone-6Sに UQmobileデータ専用プランをメインに利用していて、このSIMにも Flexiroam-Xを貼りつけてデュアルSIMにして利用しています。 私のUQmobile SIMは xxx.configfileのインスト不要(ネットワーク表示が UQmobile)、またFlexiroam-Xは手書きAPN=flexiroam の設定することで、SIMのソフト切替えによりAPNも自動交換してくれます。一度セットすればそれ以降はAPN入替えとかの操作は全く不要です。
余談ですが、UQmobile SIMの場合 iPhoneスタート画面に 「UQ mobile」と表示されるSIMで、キャリア・バンドルは 「UQ mobile 33.0」です。
>日本のキャリアは何故かキャリアバンドルで手動設定は許可しませんね〜
はい、この辺りがやはりガラパゴスと言われる所以ですね。いつも言うようですが、「データー通信を開始するにはネットに接続して APN構成プロファイル(xxx.mobileconfig)をダウンロードしてください…」 って…本末転倒、何かオカシイ、日本のMVNO。。。
SIMHUBを使って、mineo-D, LINEmobile-S の組み合わせやってみたいです～ ( ´∀｀ )/
| 「UQ mobile 33.0」
これって、KDDI の設定の中で、機種とICCIDでUQ向けの設定に分岐するようになっていたような気がします。
>私のUQmobile SIMは xxx.configfileのインスト不要(ネットワーク表示が UQmobile)
確か、iPhone6s/SEのみUQ mobileのキャリアバンドルが特定のUQ mobileのSIMだと呼び出される仕様だったと思います
私はiPhone6のSIMフリーにUQ mobileのデータ専用非VoLTEの組み合わせなのでプロファイルが必要なんです
>SIMHUBを使って、mineo-D, LINEmobile-S の組み合わせやってみたいです～
それは面白そうですね！
出来たら報告お待ちしております^ ^
>私のUQmobile SIMは xxx.configfileのインスト不要(ネットワーク表示が UQmobile)
↓これでしたね。
「UQ mobile、iPhone 6s/6sPlus/SEでAPN設定が不要&テザリングも可能に! ただし条件あり」
http://www.mvno-navi.com/sim/review-uq-mobile/uq-mobile-iphone-carrier-26-1.html
ひみつ77さんが指摘されているように、キャリア・plistの中でモデル別(ICCID)で区別適用している部分ですね。 このお陰で、6S+UQmobile(VoLTE)では 帰国時にSIMを戻す際にAPN構成プロファイルの再インストール不要なので便利してます。
--
au、「iPhone XR」を10月26日より発売
https://news.kddi.com/kddi/corporate/newsrelease/2018/10/18/3426.html
で、以下の注記が気になります。
--
注2)デュアルSIMのサポートは、今年秋の無償のソフトウェアアップデートで提供さ
れます。デュアルSIMを使用するには、2つのSIM契約 (ローミングに関する制限が含まれる場合があります) が必要です。使用には一定の制限が適用されます。
いわゆるeSIMと通常SIMの組み合わせですね
>デュアルSIMを使用するには、2つのSIM契約 (ローミングに関する制限が含まれる場合があります) が必要です。使用には一定の制限が適用されます。
この2つのSIM契約というのはauならauで2つの契約なのか、他社もOKなのかは読み取れませんね…
また使用には一定の制限が適用とあるので、何となくですが我々が期待するような使い方は出来なそうな予感…
このリリースの中では、auでの2契約を想定しているように思います。SIMロック状態前提だと思うので。
SIMロックされていても、eSIMのほうをau純正契約で、SIMトレーにUQ mobileとかmineo aとか入れて使えたらおもしろいのですが…
となると、SIMロック解除された端末でもeSIMの方は自由には出来なそうなので、結局は普通のシングルSIM機と変わらない状態になりそうですね
https://support.apple.com/ja-jp/HT209044
eSIMをアクティベートするには…
①キャリアから支給されるQRコードスキャン+確認コードの入力
②通信事業者専用のAppをダウンロードして、モバイル通信プランを購入
③iPhone に複数の eSIM を登録できますが、一度に利用できるのは 1 つだけ
やはり当面のところeSIM登録できるサービスとしては :
① 「既契約済みの月極キャリア・プラン=>QRコード+確認コード」
② 「都度契約のプリペイド・モバイル通信プラン=>Appにて購入」
と言うことになり、eSIMはキャリア専用利用ということになっているように見えます。SIMフリーXS/XR購入者には使い道の無いeSIMになってしまうのかも…(泣) BENPHONEさんの予想通り、シングルSIM機になってしまうのかも。Apple-eSIM in Japan ... あまり期待はできませんかね。
ただし、少なくとも GigSky, Truphoneの海外グローバル通信サービスはeSIM上で購入利用できそうです。
GigSky : https://www.gigsky.com/
Truphone : https://www.truphone.com/
んー、SIMフリー版は、Apple SIMがeSIMとしてビルトインされた形と捉えて良さそうですかね
Apple SIMは確かiPad専用でしたよね
それがiPhoneでも利用出来る様になりました…みたいな
Apple SIM、購入こそしましたが一度も利用した事ないです(^^;
それは良いですね！
そしたら、SIMフリー版のeSIMにIIJmio、SIMトレーにUQ mobileという使い方が出来る！
本日現在、Apple SIMに Truphone グローバルサービスは表示されていません。以前から登録されている GigSkyと AlwaysOnline Wireless のままです。>んー、SIMフリー版は、Apple SIMがeSIMとしてビルトインされた形と捉えて良さそうですかね
はい、そんなところがオチみたいです。XS/XRは高価なハイスペックなデジカメかも…(爆)
Apple SIM でiPadを米国でT-Mobile利用しました。↑ こんな感じで購入プランが追加されていきます。そのプランの契約が切れても、別のキャリアのプランを購入って出来ましたっけ？
>Apple SIMって一度プランを購入するとそのキャリアで
>縛られるんでしたよね？
それは AT&Tのプランを購入した時にキャリアロックしてしまい、以降、他社のプラン購入ができなくなります。AT&T以外はロックされません。そんなわけで 私もT-Mobileを利用しました。
そうなんですか！
知らなかったです
全て購入したキャリアでロックされるのかと思ってました
しかし、なぜAT&Tだけロックされるのですかね(^^;
ありがとうございました
The 40 countries you can use the same data in are:
Australia, Austria, Belgium, Bulgaria, Croatia, Cyprus, Czech Republic, Denmark, Estonia, Finland, France, French Guiana, Germany, Greece, Guadeloupe, Guernsey, Hong Kong, Hungary, Iceland, Ireland, Isle of Man, Italy, Jersey, Latvia, Liechtenstein, Lithuania, Luxembourg, Malta, Martinique, Monaco, Netherlands, Norway, Poland, Portugal, Puerto Rico, Reunion Island, Romania, Slovakia, Slovenia, Spain, Sweden, United Kingdom, USA, Vatican City.