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[他社情報]IIJ2018年フルMVNOサービスへ

日本人の購入ユーザーには、まだあまりメリットはなさそうですが、

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171107-00000106-zdn_m-sci

フルMVNOでは、MVNOが通信キャリア(今回はNTTドコモ)の加入者管理機能「HLR/HSS」を保有することで、MVNO自らがSIMカードを発行し、多様な通信サービスを提供できるようになる。例えば「eSIM」を使い、通信機能を内蔵したデバイスに、あらかじめSIMを埋め込んで出荷することも可能になる。

 より柔軟な料金プランを設定できるのもフルMVNOのメリット。「日割り課金や完全従量課金もあり得る」とMVNO事業部長の矢吹重雄氏は説明する。またMVNO事業部 MVNOセールス・プロモーション部 事業統括室 担当部長の佐々木太志氏は、回線を一時停止して再開できるのも、フルMVNOならではの機能例として説明した。

 矢吹氏によると、フルMVNOの準備はスケジュール通り進んでいるとのことで、当初の予定通り、2017年度中(2018年3月まで)にサービスを提供する。第1弾として予定しているのが、「法人向けサービス」と「訪日外国人向けのプリペイドサービス」の2つ。

 法人向けサービスは、「IIJモバイル/I」といった名称を想定しており、「サービス体系が複雑化しているので、法人のお客さまが利用しやすい機能を選べるようにする」(矢吹氏)見込み。訪日外国人向けプリペイドサービスは、現在提供している「JAPAN TRAVEL SIM」のメニュー構成を変えたものになる。

 逆に、日本人が海外でデータ通信をする際も、フルMVNOのサービスが役に立つ。「ドコモ回線を使ったローミングは、WORLD WINGが唯一の選択肢だが、フルMVNOになることで、各国のキャリアやMVNOと提携して、WORLD WINGにはないようなサービスを展開できる」と矢吹氏は説明する。従量課金制度で、WORLD WINGより安い料金を見込む。新たなローミングサービスは「各MVNOと会話をし出したところなので、少し時間がかかりそう」だが、「来春(2018年春)をめどに提供したい」(同氏)とのこと。

 将来的には、「海外キャリアの提供している割安な通信サービスを(IIJの)SIMカードに書き込む」「訪日外国人が成田空港に着いてスマホを起動したらIIJの通信に自動で切り替わる」(佐々木氏)といった機能の実装も視野に入れている。

 現在の個人向け「IIJmio」に、フルMVNOのサービスが追加されるかは未定だが、この点はあまり積極的には考えていないようだ。というのも、現在フルMVNOとして提供できるのはデータ専用SIMのみで、音声SIMは対応していない。矢吹氏は「フルMVNOをやるとき、個人向けをやるかどうかは議論があったが、IoTや法人を意識している」と話す。当面、個人向けは訪日外国人向けやローミング用途に絞り、フルMVNOバージョンのIIJmioが登場するのはもう少し先になりそうだ。


1 件のコメント
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この報道を聞いて、一番先に思ったことは、もしかしたら将来、
iijsimでapple watch LTEモデルが使えるかもしれないと思いました。
高額な月料金のため、キャリアから卒業した私にとって、
現在mineoで何も問題がないのですが、
今回発表された、apple watch LTEモデルはmvnoでは使えないという
落胆するほどの事実でした。
iijの発表でe-simの事を触れていたので、それはapple watch LTEモデルのことを
暗に言っているのではと、期待するばかりです。
すぐに個人向けは始まらないようですが、
それまでapple watchもバージョンアップでさらに、
いいモバイル機器になってるような気がします。
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