日本のモバイル通信料金が高い理由
日本はモバイル通信の料金が外国に比べて高いと言われている。ドコモは割引が反映されてないとか品質の問題とかいろいろ反論してたけど、面白いものを見つけた。
世界 FTTH回線 1Mbps当たりの料金https://statdb.jp/facts/41106
これを見ると、光回線は日本はとても安い水準であると言えると思う。
逆に、モバイルで安い水準だったロンドンは固定がとても高い。パリ、デュッセルドルフにも負の相関的なものが認められる。ソウルはどっちも安いね。
ということは、外国ではモバイルがよく使われて、1Mbpsあたりの単価が安くなっているのに対して、日本では固定が安いことから積極的にそちらが使われてしまい、モバイルが使われないため採算維持のために1Mbpsあたりが高くなってしまっているのではないか?
とすると、モバイルが高い、MNOが高止まりさせてるからだ、という主張は「だって誰も使わないんだもん」の一言で一蹴できそう。
19 件のコメント
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>の一言で一蹴できそう。
いや、あの…
ドコモもソフトバンクもauも、何兆円という高利益を上げているんですけど…
この記事だと日本のモバイル料金は世界108番め(安さ一番はインド)だそうです。
https://www.visualcapitalist.com/cost-of-mobile-data-worldwide/
単に端末を売って通信量に対して対価を支払うという意味では高く感じるかもしれませんが・・・
の料金で比べると低い水準になると思います。
ただ、フレッツ光系回線ではPPPoE接続で夜間に数Mbpsって事も多いので
実速度で比べるとまた違った結果になりそうな気もします(^^;
こればかりは少し納得がいかないので言わせていただきたいのですが、
例えばドコモは収益こそ4.5兆円ありますが電話で3000億円、通信で4000億円、その他もろもろで8000億円しか残りません。収益と利益を勘違いしてませんか。
ちなみに、自己資産利益率は10%強です。インフラとしてさらに設備を拡大させる前提では、稼ぎすぎとは言えないかと。
そうすると、会社は「安くしろ」に対して「なら安くした分使って金落とせ」と返さざるを得ないわけですよ。そして、「誰も(安くできるほど)使ってくれないから安くできません」になります。
集合が安いのは、混雑時間帯アホほど混むからでしょ、実感の1Mbps単価はこれではないよね、と言う印象はありました。
格安SIMで比較すれば必ずしも日本が高いとは言えないでしょう。MNOを基準にするから高く見えるんです。MVNOを基準に見れば、MNOの料金は「繁忙期利用料込み」です。
それこそ私の場合mineo回線はろくな使い方をしていないので1GB単価は10円割ってますし←
水河さん
うろ覚えで何兆円と書きましたが、実際は1兆円ほどでしたね。
失礼しました。
少し古いですが、2017年度の実績では、
ドコモ:売上高4兆7694億円、営業利益9733億円(利益率20.4%)
KDDI:売上高5兆419億円、営業利益9627億円(利益率19.1%)
SB:売上高9兆1587億円、営業利益1兆3003億円(利益率14.2%)
と、2017年度の営業利益ランキング👆で5位以内に3社とも入っている。
だから稼ぎすぎ、と言いたのではなく、「だって誰も使わないんだもん」ということではなく、「しっかり使われていますよ」ということです。
固定回線と移動回線とでは、客層が違ってそうな気がします。
もちろん、被る層もあるでしょうが。
また、格安SIMの国内での普及率を考えると、格安SIMで海外と比較するのは不適当な気がします。
設備投資をしなくなった。
数年前総務省に提出した資料によれば
増設基準が500kbpsと受け取れる内容もある。
1000Mbps回線で0.5Mbpsしか出ない
実質値上げになってますね。
(500kbpsって音声通話と制御用帯域しか保証しないってことなのか?)
携帯でも同じ状況になってはいけないので
ある程度の支払いは必要かな…
※大体ですね、MVNOですら 30分以上 NW落ちたら報告義務&その後の
改善報告を、なんて国は世界中を見ると多くないですよ。
→本当にお安い MVNOなんて数日落ちてても「あ、落ちてるか、が
当たり前」なんてところ、国や地域によってはあるようです。
日本の常識だと笑っちゃうでしょうけど。
そういう観点では設備投資が足を引っ張ってるんだとおもいます。
クリームメロンソーダさん>
> NTT東西が光卸を始めてから設備投資をしなくなった。
個人向けは正直やる気なしだと思います。:)
移り気なユーザーを相手してられない、と考えれば。:)
法人向けだと帯域確保が重要なので「嫌でもやる」って感じでしょうけど。
ありがたい。感謝感謝。
> 日本の光回線は理論値では諸外国と比べて高速な部類に入るので
> 1Mbpsあたりの料金で比べると低い水準になると思います。
> ただ、フレッツ光系回線ではPPPoE接続で夜間に数Mbpsって事も多い
> ので実速度で比べるとまた違った結果になりそうな気もします(^^;
個人的にはベストエフォートである以上、最低限の通信がきちんと行えることは担保されても全時間帯的に速度が保証されることはないと思っています。
※帯域なり速度保証を求めるなら、そういう契約のあるサービスを
契約しないと、ってことで。
→個人向けで SLA提供してるものは皆無に近いんじゃないかと。
無論 SOHO扱いで法人向けサービスを契約することも不可能じゃ
無いですけどね>NURO Biz辺りなら無理すりゃ何とか契約できる。
(月額のランニングコストがすごいですけど)
このお話は突き詰めていくと「最低限の帯域保証が欲しければ有線接続でSLA提供のあるサービスを契約してね」って事になるので、まあ不毛といえば不毛ですが。
帯域保証を求めているのではなく、ベストエフォート型の回線の1Mbpsあたり
の料金を算出するには実際に出る事のない理論値ではなく、実効速度で比較
しないと参考にならないです。
例えば東京の料金はファミリー・ハイスピードタイプの料金は5,500円と
なっていて、最大200Mbpsだから、200で割って、1Mbpsあたり27.5円と
なっています。
・FTTH(月額料金等・モデル料金による比較)
https://www.soumu.go.jp/main_content/000574457.pdf#page=32
対してニューヨークは4,911円ですが最大100Mbpsの回線なので100で割って、
1Mbpsあたり49.1円と東京に比べて2倍近い金額となっています。
ですが、実際の速度は2倍違うとは限らない訳ですし、実効速度で比較すると
絶対的な金額で安価なニューヨークの方が安いかもしれません。
なので、理論値1Mbpsで比較するのは無理があるなと感じました。
自分も年収1兆円だったら、30GB契約に変えようかな?
ユーザは賢くならないといけませんよね。