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一度死んだ脳を再び動かす実験が成功する😱


ロイター「死んだブタの脳、米チームが機能の一部回復に成功」
https://jp.reuters.com/video/2019/04/19/死んだブタの脳-米チームが機能の一部回復に成功字幕・17日?videoId=539374808&videoChannel=201&channelName=JP In Depth

…死後4時間が経過したブタの脳に、血液の代わりをする液体を使って栄養や酸素を送ったところ脳細胞の活動が認められたと、米エール大学の研究チームが発表した。

…チームは直ちに医学に適用できるものではないとしているが、アルツハイマー病や頭部の負傷が原因で損傷した脳の機能回復に、一筋の光を当てるものとなりそうだ。


→心臓が停止して安眠したはずの人間の脳に、この液体を使って栄養や酸素を送り込んだらどうなるんだろう?…意識が回復することはさすがに無いと思いたいんだけど…😱




(追記)
①NewsWeek「死後4時間、死んだブタの脳の機能の一部を回復させることに成功した」
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2019/04/4-76.php

…これまでの「死」の定義や生死の境界線を揺るがしかねない研究成果でもあることから、大いに注目を集めている。

…血流をただちに回復させなければ、細胞の損傷や組織破壊が起こり、いわゆる脳死となる。セスタン教授は、この研究成果の意義について「脳内の細胞死がこれまで考えられてきたものよりも長時間にわたって緩やかに起こっていることを示すものだ」と記者会見で述べている。

…「従来、生と死には明確な境界線がありました。生と死の間の『一部生存』があるとしたら、これをどのように考えればよいのでしょう」と問いを投げかけている。



②ナショナルジオグラフィック「死んだブタの脳を回復、脳死の定義ゆるがす研究〜人間にも応用可能だが、倫理面に課題も〜」
https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/19/041900238/

…実験に際し、脳が「覚醒」したり苦痛を感じたりしないよう研究チームは配慮した。実際にそうした兆候が見られることはなかったものの、研究者らは万が一に備えて、麻酔を投与したり脳の温度を下げたりする準備をしていた。さらに、栄養液には神経活動を阻害する化合物を加えてあった(これには、脳細胞を休ませて回復の可能性を高めるという意味もある)。

…「この研究の目的は、意識を回復させることではありません。むしろ、目的は正反対と言ってもよいほどです」と論文の共著者でエール大学生命倫理学学際センターのスティーブン・レイサム所長は言う。

…BrainExの実験はヒトの脳でもうまくいくだろうか? コッホ氏は、ブタもヒトも同じように脳は大きく複雑なので、技術的に特に大きなハードルはないと言う。しかし、コッホ氏を含めナショナル ジオグラフィックが問い合わせた専門家の全員が、安易にヒトでの実験に進んではならないと警告した。

…生と死の境界におけるBrainExの立場は、SF小説に通じるところがある。最も不気味なところでは、『フランケンシュタイン』を連想する人もいるだろう。けれどもファラハニー氏は、この技術はSF小説にはほど遠い段階にあると強調する。

…「たしかにBrainExは、SF小説のような要素があり、死んだ脳の細胞の機能を回復させるという、これまで不可能だと思われていたことを可能にしました。けれどもフランケンシュタインを生み出すためには、ある程度の『意識』を持たせる必要があります」と彼女は言う。「今回の研究では、どんな形でも意識を回復させていません。それができるかどうかもまだ不明です。その可能性に一歩近づいたとは言えますが」






13 件のコメント
1 - 13 / 13
脳幹の機能が損傷しなければある程度生き返りは可能、と言われているみたいです。

記憶野、言語野については大脳、小脳などが担当してるところがあるので、そちらが損傷すると記憶の欠落、言語機能の喪失はあるんでしょうねえ。

どちらにしても「損傷部位が完全に復活するわけじゃない」と考えた場合は限定的なんだと思います。でもこういう基礎研究から様々な技術やブレークスルーの知見が得られていると考えたら興味深いところです。
退会済みメンバー
退会済みメンバーさん
ビギナー
アラフィフで脳の老化が激しいですが、生まれて初めてピアノを習い始めて、脳の若返りをはかっているところです。
昔、被害者の脳を活性化し、記憶を再生して犯罪捜査をするアニメがあったけどタイトル忘れちゃった。

記憶を見られたら、わたしがド○○だということがバレてしまう。
正直ちょっとこわいと思いました!
『脳内の細胞死がこれまで考えられてきたものよりも長時間にわたって緩やかに起こっていることを示すものだ』

という事は、細胞が死んでしまえば無理・・・
すなわち短時間でこれを決断して行わなければならないという事

現時点での研究成果は微妙と言わざるを得ないですね

 意識の回復を認めた訳ではないと断言してますしね(^_^;)
( ˘・з・)チェッさん

>意識の回復を認めた訳ではないと断言してますしね(^_^;)

『実験に際し、脳が「覚醒」したり苦痛を感じたりしないよう研究チームは配慮した…栄養液には神経活動を阻害する化合物を加えてあった』
ということです。
生き返ると怖いです。😭
怖いけど、殺人犯がすぐ捕まるので犯罪が減るかも…

そして「静かに死ぬ権利」を求める運動が起きるだろうなあ…😩
生き返った本人はどう思うのでしょうね。
三途の河の往復券持ってたとか言うのかな?

brainvat_01.png

身体から切り離された脳だけの意識ってどういうものなんでしょうね?
数十年後、進歩した医学と進化した科学技術により、脳機能の多くがAIで賄えるようになるでしょう。
サイボーグになりたいんで、石に齧りついても長生きしようと思います。
脳血栓は怖いですね。これから先、医学も進歩して多くの身体器官がiPS細胞を初めとした技術で再生やパーツとして製造して付け替えることができるようになるかと思います。
ただ、脳の場合、再生した脳はどこまで「自分」なのでしょうか? 自我はどこに宿っているのでしょうか……。

納豆の嫌いな関西人なのですが、血栓が怖いので極力、食べるようにしています……。もう何十年にもなるけど、未だに美味しく食べられない……。(^^;
ばななめろんさん
〉脳幹の機能が損傷しなければある程度生き返りは可能、と言われているみたいです。

脳の一部が損傷しても、脳の別の部位が欠損した機能を補う例もあるみたいですよね。
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